JPDA発足までの活動

「有床義歯学会Japan Plate Denture Association (JPDA)」の活動記録をご紹介します。当会は歯科補綴の更なる発展のため、次代のトップリーダーを目指す歯科医師と歯科技工士の研究会です。前身であるJDAは、これまで国内のみならず海外でも研修やプレゼンテーションを行い、国際的な視野を持つ人材の育成に努めてまいりました。これまでのJDAの活動記録をご覧になり、新たに発足したJPDAの活動にどうぞご期待ください。

活動記録

活動記録について

今後、2016年4月以降の活動記録を随時掲載してまいります。

2016年12月23日~26日 台湾研修報告

台湾研修報告

台湾研修報告

台湾研修報告

台湾研修報告

  2016年12月23日から26日まで、JPDAインストラクターである齋藤善広先生と三宅宏之の2名で台湾を訪問してきたので報告させていただきます。
 台湾では、BPSの代理店であるEST. Biotech社のMr. Jason Tsengに3か所の訪問先をコーディネートしていただきました。
 まず初めに、台湾最大の教育・研究機関である国立台湾大学の歯学部に訪問し、歯学部トップで補綴系教授の林立徳歯学部長(Prof. Lin)に下顎吸着義歯プレゼンを見ていただくことができました。その際、Prof. Linから、通常のクローズドマウステクニックとの違いについてや、フレームカットバックトレーや印象材のマテリアル、アルジネートの混水比、また適応症例などについて質問がありました。また、難症例であってもルールに則って義歯を製作すれば、義歯の吸着が獲得されるということに驚いているようでした。1時間近くのディスカッションが終了した後、Mr. Jasonが「大変忙しい先生なのでこれほど時間を割いてくれるとは思わなかった」と驚いていたので、興味を持っていただいたことを実感できました。
 その後、学生実習を見学させていただきました。人工歯排列の実習中で、歯科材料も主に日本製を使用しており、実習環境や教科書はほとんど日本と同じようでした。実習インストラクターは、大阪大学歯学部に留学していた准教授のDr. Yanで、流暢な日本語で台湾での大学教育や実習について説明していただきました。
  2か所目は、台湾唯一のこども総合病院であるNTU Children’s Hospitalを見学させていただきました。大きな建物すべてが小児専門で、フロアごとに各科に細分化されていました。歯科フロアは、Oral Health Care Center for special Needsと標記されており、機材、スタッフも充実していました。車いすのまま水平位になれる診療ユニット、抑制したまま撮影できるCT、全麻での治療が可能な手術室など、設備が充実していました。小児医療に特化したすばらし病院だと感じました。
  3か所目は、台湾でも有名な技工所であるEvolution Dental Laboratoryを見学させていただきました。CEOはMr. Joseph Chuangで、2017年の国際歯科技工学会の大会長ということで、日本から多くの方に参加をお願いしたいと言っていました。このラボは台北と台南2か所の技工所を開設しており、さらに中国にも大掛かりな進出をしているようでした。台北では20名以上の技工士が働いており、最新のCAD/CAM機械がそろった大変きれいなオフィスで、日本との差を感じることはありませんでした。所内では相互研修やディスカッションが行われており、日本よりもむしろ仕事には余裕があるように感じました。また、台湾でのライセンス取得を目指しているという仙台出身で東北歯科技工専門学校卒の女性も勤務していました。義歯部主任は、林彗觀女史で、阿部二郎先生のBPSマニアル、佐藤勝史先生のサクションデンチャーを教科書にして、すでに吸着義歯やBPSのことには精通していました。齋藤先生からニッシンの吸着・非吸着比較モデルをプレゼントされ大変喜んでいました。
  12月末なのに28度と夏日が続く台湾で、日本語を話せる人の多さ、日本に対する尊敬、阿部二郎先生の吸着義歯を学んでいる人の多さに驚いた3日間でした。

三宅 宏之 記

2016年11月27日(日)東京医科歯科大学M&Dタワー2F鈴木章夫記念講堂(東京・お茶の水)において
第1回有床義歯学会学術大会・設立総会が開催されました。

2016年11月27日東京医科歯科大学M&Dタワー2F鈴木章夫記念講堂(東京・お茶の水)において<br />第1回有床義歯学会学術大会・設立総会が開催されました。

 まず、オ-プニングにて亀田会長より挨拶があり、前身であるJDAからの経緯と有床義歯に関する歯科医、技工士が共に協力し治療技術の向上を図るため設立された学会であり、より良い歯科治療に貢献していこうと述べられました。
 講演のトップバッターは、亀田 行雄会長で従来型と吸着義歯の違いを簡潔に述べられ、IODのあり方についても言及されました。
 2人目は、阿部 二郎先生で本学会最高顧問で吸着義歯の考案者の立場からセミナー、書籍では伝わりにくい手技、ポジションについて技術をマスターするうえでのポイントを詳細に述べられました。
 3人目の山崎 史晃先生は、従来型と吸着型の床外形線の相違について同一患者の模型を利用し印象法によっても違ってくることを解説されました。
 4人目の齋藤 善広先生は、難解な義歯の咬合採得について、ロー堤による咬合採得とゴシックアーチによる咬合採得のポイントについて述べられました。

 午後の部のトップとして、須藤 哲也先生が技工士の立場からクラスⅡ、Ⅲの人工歯排列のポイントについて述べられました。次に、岩城 謙二先生がクラスⅡ、Ⅲの症例をエステティックに見せるテクニックとポイントについて解説されました。
 3人目は、前畑 香先生がダイナミック印象材の取り扱いとそのポイントについて詳細に理工学データをまじえ話されました。
 4人目は、訪問診療一筋という湯田 亜希子先生が吸着テクニックをいかにして訪問診療の中に取り込むかについて、ご自身の臨床例を提示し述べられました。
 5人目は、佐藤 勝史先生です。下顎吸着義歯のポイントについての解説となぜ吸着が破られるのか、又その対処法について解説されました。
 最後の6人目は、Ivoclar Vivadent社 BPSインストラクターのDr. Frank Zimmerlingです。BPSによる総義歯治療の未来展望としてCAD/CAMを取り入れたBPSシステムとその未来状況について解説されました。

 以上10名の総義歯スペシャリストによる講演が行われました。当日297名の参加人数で、会場は総義歯スペシャリストを目指す歯科医、技工士で盛況でした。

2016年11月26日(土)秋葉原UDXにて、第2回JPDA定例会が開催されました。

 亀田会長の挨拶の後、
Dr.齋藤:ゴシックアーチ
DT 岩城:デンチャーカラーリング
Dr.三宅:口腔乾燥症への対応
Dr.相澤:総義歯装着者の味の問題
DT 須藤:下顎吸着を活かしたオーバーデンチャーの製作
DT 森永:総義歯製作 私の原点は即時義歯
DT 今田:CAD/CAMを使用したRPDメタルフレームの可能性
DT 小田垣:10分で解る助成金と補助金
Dr.古谷:スプリントデンチャー・咬合と審美2回で改善
Dr.飯田:新義歯装着後の機能変化と生理的変化

が発表され、活発な意見交換がなされました。歯科医師39名 歯科技工士25名 プレス2名 計66名の参加がありました。

2016年4月24日下顎義歯の吸着セミナー(旧JDA)の海外講演 参加報告

2016年4月24日下顎義歯の吸着セミナー(旧JDA)の海外講演 参加報告

2016年4月24日下顎義歯の吸着セミナー(旧JDA)の海外講演 参加報告

2016年、4月24日台湾の台北医科大学において、下顎吸着義歯という題目で亀田会長、佐藤勝史先生、斎藤善広先生、山崎文晃先生の講演が行われました。講演会に同行、参加しましたので報告します。
これは下顎義歯の吸着セミナー(旧JDA)の海外講演で、JPDAになってからの初仕事、すでに日本の各都市(10会場)で行われた講演のしめくくりであります。
まず前日、台湾でBPSのインストラクターをされている沈先生の台北の医院見学に行きました。BPSを台湾で実践している先生でマイクロやセレック、CTなどもあり最新の設備が整っていました。台湾の歯科事情、DH,DTの話なども色々聞かせて頂き日本の都市部よりも台北市が激戦だということも教えて頂きました。
講演会は台北医科大学同窓会主催のもと上海イボクラ、台北のメーカー協力もあり他でも大きな学会が行われていたにもかかわらず台湾の歯科医師、技工士およそ60名以上が参加しました。今回、台湾語への同時通訳ということで、通訳は東京医科歯科大学に留学されていた台北医科大学の林哲堂教授に行って頂き、わかりにくいフレーズなども丁寧に台湾の先生に伝えられました。
まず佐藤先生が「何故、吸着義歯なのか」という演題で話されました。ここでは、日本の複数の吸着義歯を学んだ先生方の、義歯が吸着しキュウリ、ガム、団子をたべても、はずれないで咬めることを撮影した動画を用いて説明されました。
2番手の斎藤先生は「吸着義歯製作における3つの重要な基礎」という演題で講演されました。まず、自身の診療所が仙台ということもあり、震災の経験や今の状態などを台湾の先生方に説明され、講演がスタートしました。
午後になり3人目は富山の山崎先生が「BPSデンチャーにおける吸着義歯の作製方法」という演題で講演されました。実際の製作のステップ、また材料や器具の説明、イボクラの義歯BPSにおける4ステップにおいての注意点やコツなどのお話がありました。
4人目は埼玉の亀田先生が「IODか吸着義歯か」という演題で講演されました。海外におけるIODの使用率、欧米でのインプラントの保険事情などを説明され、フィックスインプラントとIOD,またFDについての利点欠点などを話されました。義歯製作においてはIODはインプラントに頼りがちですが、確実な義歯、正確な外科処置、そして義歯におけるメンテナンスが重要とも話されていました。
講演後会場から質問が多数あり活発に議論され、講演時間を過ぎるほどの反響がありました。
また懇親会では同窓会の先生方も多数参加され、通訳もされた台湾では知らない歯科医師はいないという林教授に台湾での大学教育、歯科の現状、今後の展望など色々教えて頂きました。また日本の技工士で台湾で活躍していてTVなどにも出演しているという瀬上さんにも技工事情なども教えて頂きました。台湾の方の接待は非常に手厚く、強めの酒をショットグラスでガンガン勧めて相手を酔わせることが最高のもてなしらしく山崎先生は毎度ダウンし私達の盾となり台湾の先生の接待に応じてました。
日本の第一線で活躍される4名の先生方の講演によって台湾の義歯の新しい風になったのではないかと思いました

(記 JPDA会員 川越市開業 河合裕直)

JPDA発足までの活動

2005年スイス・リヒテンシュタイン訪問

2005年スイス・リヒテンシュタイン訪問

スイスではチューリッヒ大学歯学部とデンチャリストの医院、歯科技工所を訪問しました。リヒテンシュタインではイボクラ本社にて、BPS講師フリック先生とディスカッションしました。写真はリヒテンシュタインの古城にて食事会をした時のもの。左から斎間、亀田、阿部、BPSチーフのフリック先生、佐藤、かの有名なシュライヒ先生、中田、染谷、齋藤、岡野(日本側は敬称略)

第1回 阿部二郎勉強会

2006年
会場:新宿・野村ビル48階、野村コンファレンスプラザ(ボードルーム)
テーマ:歯科技工士に伝えたいこと、知って欲しいこと

第2回 阿部二郎勉強会

2006年
会場:新宿・野村ビル48階、野村コンファレンスプラザ(ボードルーム)
テーマ:エックス線による歯周組織の長期変化

第3回 阿部二郎勉強会

2006年9月6日
会場:新宿・野村ビル48階、野村コンファレンスプラザ(ボードルーム)
Dr、DT フルデンチャーの何がわからないのか

歯科医師発表者

  1. 佐藤 勝史(山形県開業)
  2. 齋藤 善広(宮城県開業)
  3. 亀田 行雄(埼玉県開業)

歯科技工士発表者

  1. 遊亀 裕一(神奈川県開業)
  2. 生田 龍平(神奈川県開業)
  3. 石川 功和(東京都開業)
  4. 戸田 篤 (茨城県開業)
  5. 大野 健夫(宮城県開業)
  6. 清見 好伯(大阪府開業)
第4回 阿部二郎勉強会

2007年3月3日(土)午後1時~6時
会場:新宿・野村ビル48階、野村コンファレンスプラザ(ボードルーム)
メインテーマ「シングルデンチャーの臨床」

発表者(1人約30分以内、Discussion15分)

  1. 2倍楽しくなるデンチャーの臨床:亀田 行雄
  2. シングルデンチャーの問題提起:佐藤 勝史or齋藤 善広
  3. 下顎シングルデンチャーで苦しんでいる一症例:戸田 篤
  4. 演題:坂口 登史夫
  5. 無口蓋義歯とシングルデンチャーの関連性:矢崎 秀昭
  6. シングルデンチャーの対合歯の形態について:生田 龍平
  7. 上顎シングルデンチャーの臨床から考えること:阿部二郎
第5回 阿部二郎勉強会

2007年12月1日
会場:新宿・野村ビル48階、野村コンファレンスプラザ(ボードルーム)
テーマ:Single Denture(One Jaw Denture)について

午前

  1. この会を設けた趣旨(阿部 二郎)
  2. 試料採取について(亀田 行雄)
  3. パソコンの作業について(齋藤 善広)
  4. 発表するということ(阿部 二郎)
  5. 無歯顎研究の難しさ(阿部 二郎)

午後
演題:Single Denture(One Jaw Denture)について

  1. 津島 克正「シングルデンチャーの臨床疫学的考察」
  2. 亀田 行雄「歯根膜感覚について」
  3. 齋藤 善広「上顎および下顎シングルデンチャー症例の観察から」
  4. 三木 逸郎「咬合平面の再構成による効果」
  5. 糠沢 真壱「上顎シングルデンチャーを難しくする要因との咬合平面(特に下顎前歯に注目して)」
  6. 矢崎 秀昭「フラビーガムとシングルデンチャーの関係」
  7. 阿部、小久保 「究極のすれ違い咬合としてのフラビーガム臨床」
  8. 清見 好伯「演題不明」
2007年ベルギー・フランス訪問

2007年ベルギー・フランス訪問

2007年3月 ベルギーとフランスの歯科大学、歯科医院、歯科技工所を訪問しました。写真はフランスのパスツール大学Taddei教授とディスカッション。左から岡野、阿部、タディー教授、学部長、亀田、佐藤、齋藤、小久保、リンダー氏(敬称略)

2007年9月 福岡にTaddei教授を招いて

2007年9月 福岡にTaddei教授を招いて

福岡の林美穂先生の診療室にて、パスツール大学Taddei教授をお迎えし、ハンズオンを行いました。

2008年度 第1回 JDAmeeting

2008年4月5日(土)
会場:新宿 野村ビル48F コンファレンスプラザ
演題:フルデンチャーのスナップ印象と設計線について
演者
午前の部(JDAチャレンジャークラブの発表会)

  1. 市川 正人
    下顎総義歯吸着の一法2.症例報告―骨格性Ⅲ級上顎シングルデンチャーにおける問題思考型治療の試み
  2. 三宅 宏之
    即時義歯と移行義歯で対応した歯周病患者の咬合管理
  3. 須山 譲史
    「下顎総義歯の吸着メカニズムとBPSの融合」
    Fusion between BPS and Suction mechanism of the lower complete denture

午後の部 Open Meeting
総合テーマ「フルデンチャーのスナップ印象と設計線」
演者

  1. 生田 龍平「スナップ印象から得たい情報」
  2. 西原 茂明「インプラントとフルデンチャーにおけるスナップ印象の違い」
  3. 松下 寛「私のスナップ印象の考えかた-特に下顎における印象手技と外形線設定の注意点について」
  4. 渡辺 宣孝「有歯顎から無歯顎者のスナップ印象を考える」
  5. 小久保 京子「吸着で求めるべきスナップ印象と枠ありトレーの印象の違い」
  6. 齋藤 善広「枠なし印象法のひみつ」

参加者34名でした。

2008年 スイス・リヒテンシュタイン研修ツアー

4/26~5/1までリヒテンシュタインにBPSの研修ツアーに行きました
〈参加者〉
阿部 二郎(阿部歯科医院)
亀田 行雄(かめだ歯科医院)
齋藤 善広(くにみ野さいとう歯科医院)
佐藤 勝史(佐藤歯科医院)
矢崎 秀昭(矢崎歯科医院)
松下 寛(まつした歯科)
小久保 京子(エースデンタル)
山崎 史晃(やまざき歯科医院)
神山 剛史(神山歯科医院)
三宅 宏之(三宅歯科医院)
糠沢 真壱(ぬかざわ歯科医院)
杉山 哲也(東京歯科大学補綴第3講座)

2008年 スイス・リヒテンシュタイン研修ツアー

イボクラ研修センターにてフリック先生に
よる患者実習

2008年 スイス・リヒテンシュタイン研修ツアー

オーストリアのレストランでディナー

2008年 スイス・リヒテンシュタイン研修ツアー

腕を組んでマシューと

2008年 スイス・リヒテンシュタイン研修ツアー

フリックもびびる

2008年 スイス・リヒテンシュタイン研修ツアー

今回は患者を交えての実技も行い、次の4名がBPSメンバーとして認められました。 歯科医師:阿部、齋藤、亀田 歯科技工士:小久保

2008年度 第2回 JDAmeeting

2008年9月13日(土)
会場は新宿野村ビル48F

午前中
テーマ:インプラントオーバーデンチャー

  1. BPSのラボデモンストレーション DT須山 譲氏
  2. JDAで求める歯周補綴について Dr阿部 二郎

午後
テーマ:インプラント

  1. Dr阿部 二郎 歯周治療を基本としたインプラントの薦め
  2. DT遊亀 裕一 インプラントの歯科技工
  3. Dr亀田 行雄 インプラントオーバーデンチャーの問題点の整理
  4. Dr神山 剛史 カナダモントリオール、マクギル大学のコンセンサスについての内容報告
  5. Dr坂口 喜史夫 下顎義歯の安定を求めて

インプラントオーバーデンチャーについて以下のような検討課題があげられました。
ご意見のある方はメールにてお願いします。

これからの課題
・ 2インプラントオーバーデンチャーにおけるフィックスチャーのサイズ
・ 部分床義歯におけるインプラントの埋入位置と本数について
・ またそのアタッチメントの種類について
・ 支持のみならショートインプラントでよいか
・ インプラント周囲のプラークコントロール
・ インプラントオーバーデンチャーにより咬合重心が移動するか
・ 義歯床縁の形態はインプラントオーバーデンチャーで異なるのか

2008年度 第3回 JDAmeeting

2008年12月6日(土)
時間:9:00~17:00
場所:新宿野村ビル48Fコンファレンスルーム
午前~午後 チャレンジャークラブ会員発表および正会員の発表
テーマは
ブリッジ、パーシャルデンチャー、フルデンチャー、インプラント、自家歯牙移植など欠損補綴に関する症例

発表予定者
JDA正会員・歯科医師
阿部 二郎(阿部歯科医院)
亀田 行雄(かめだ歯科医院)
齋藤 善広(くにみ野さいとう歯科医院)
佐藤 勝史(佐藤歯科医院)
西原 茂昭(西原歯科医院)

JDA正会員・歯科技工士
遊亀 裕一(山手デンタルアート)
小久保 京子(エースデンタル)

JDA準会員・歯科医師
市川 正人(市川歯科医院)
山崎 史晃(やまざき歯科医院)
神山 剛史(神山歯科医院)
小林 友貴(小林歯科医院)
三宅 宏之(三宅歯科医院)
糠沢 真壱(ぬかざわ歯科医院)
虻江 勝(みさと歯科)
高久 勝太郎(鳩ヶ谷歯科医院)

JDA準会員・歯科技工士
浅井 秀夫(元気歯科技工所)
須山 譲氏(デンタル・オブ・ユウ)
亀遊 宏直(キユウ・デンタル・スタジオ)
佐野 和也(株式会社サヤカ)

阿部先生Ivoclar Vivadent International Instructor取得

2008年12月2日阿部二郎先生がリヒテンシュタインにて国際インストラクターの資格を取得しました。

阿部先生Ivoclar Vivadent International Instructor取得

2009年

2009年

デンタルプレスケールを購入しました
デンタルプレスケール(オクルーザー)を購入しました。 器械は神山先生のところにあります。プレスケールを宅急便で送ることでJDA会員は使用できます。

2009年度 第1回 JDAmeeting

2009年度第1回は3月28日土曜日
時間:9:00~17:00
場所:東京ステーションコンファレンス

午前の発表者

  1. 市川 正人:下顎総義歯吸着における辺縁封鎖破壊試験のプロトコール
  2. 山崎 史晃:下顎遊離端欠損における義歯床の設計のバリエーションのプロトコール
  3. 亀田 行雄:インプラントオーバーデンチャーにおける辺縁形態の研究プロトコール
  4. 佐野 和也:歯科技工士における吸着義歯完成のためのチェック項目表の完成
  5. 齋藤 善広:総義歯患者のCT撮影法についての検討-コピーバリウム義歯と造影剤を絡ませる方法

午後の発表者

  1. 阿部 二郎:咬合域と補綴(イントロダクション
  2. 野首 孝祠教授:咬合域に関して
  3. 杉山 哲也先生:(顎堤吸収のメカノバイオロジー)
  4. 神山 剛史:インプラントオーバーデンチャー
  5. 亀田 行雄:吸収文献検索と考えられる顎提吸収計測法

日本顎咬合学会に参加しました
2009年6月20、21日に開催された日本顎咬合学会にJDAからも多くの参加者がありました。
写真は学会後の懇親会でのものです。 撮影はクインテッセンス出版の若林氏です(元プロカメラマン、さすがきれい)。

2009年度 第1回JDAmeeting

2009年度 第2回 JDAmeeting

第2回は7月25日土曜日
UDXカンファレンス
9:00~17:00
午前の部(9:00~12:00)
午前の部、各発表時間は約20分、Discussion 10分です

  1. 高久 勝太郎先生:セファログラムを用いた補綴研究プロトコール(仮題)20分
  2. 清見 好伯技工士:アメリカの歯科事情調査(30分)
  3. 三宅 宏之先生:解剖学的研究について(20分)
  4. 野首 孝祠先生:パノラマエックス線写真の活用法について-文献検索から見える臨床的活用(30分)
  5. 小林 靖典技工士:模型から読み取れること(仮題)(20分)
  6. 杉山 哲也先生:HANAU Quint 5つの要素についての解説(15分)

午後の部(13:00~17:00)

  1. 齋藤 善広先生:義歯は動いて機能する(30分)
  2. 小久保 京子技工士:Gingival Characterization(20分)
  3. 遊亀 裕一技工士:阿部先生と行ってきた補綴とJDA会員に実践してほしい情報提供(45分)
  4. 矢崎 秀昭先生vs 亀田 行雄先生:顎堤吸収と咬合集中域(1時間15分)
2009年度 海外研修(オランダ・ドイツ)

2009年度 海外研修(オランダ・ドイツ)

2009年度海外研修は、オランダ・ドイツを中心とした歯科大学や臨床医を訪問しました。
亀田チーム(オランダ行き)
出発日:9月20日(日)成田~9月28日(月)の帰国
目的は Implant Overdenture の調査を中心とした旅行で、各大学や開業医、歯科技工所などを回りました。IODの盛んなオランダを中心に、ベルギーのルーベン大学も訪問。 参加者:亀田・三宅・山崎・神山・糠沢・牧野・松下・虻江

《Schedule》

Mon. 21/09/09: 1-day, visited Overdentures in the Netherlands with Kesseler & Reuvekamp in Almelo. + IOD presentation.
Tue. 22/09/09: 1-day, visited Overdentures in the Netherlands with Lab Tolmeijer 4 dental in Arnhem. + IOD presentation.
Wed. 23/09/09: before noon: visited GC Tech. Europe N.V. Milling Center in Belgium. + IOD presentation.
Afternoon: visited KUL University at Prof. Quirynen, Prof. Naert and Prof. Duyck's departments + IOD presentation and open discussion.
Evening: dinner offered by GC Tech. Europe together with Prof. Quirynen, Prof. Naert and Prof. Duyck.

オランダでは最も歴史のある歯科技工所、歯科医院を訪問し、その様子が地元の新聞の一面に掲載されました。またベルギーでは歯周治療やインプラントで有名なルーベン大学Quirynen教授、Naert教授、Duyck教授の診療室を訪れ、ディスカッションしました。

阿部チーム(ドイツ)

2009年度 海外研修(オランダ・ドイツ)

出発日:9月19日(土)成田~9月26日(土) フランクフルトから車で1時間のカールスルーエという多数のセミナーを扱うアカデミーを訪問しました。 目的は、下顎総義歯の吸着メカニズムを、アカデミーのワルター教授に紹介するのと同時に、 アカデミーのプログラムの状況やテクニシャンなどと触れ合いました。

2009年度 海外研修(オランダ・ドイツ)

参加者:阿部・加藤・小久保・齋藤

2009年度 第3回 JDAmeeting&講演会

第3回JDAmeeting

12月12日(土)9:00~17:00 会員限定の定例研究会(会場:血脇ホール)
午前の部
9:15~ 9:30 会務報告(学術大会と予算決算)亀田
9:30~12:00 (会員発表)

  1. 野澤 康二:自由発表
  2. 森永 純:自由発表
  3. 虻江 勝:補綴臨床報告
  4. 敦井 智賀子:自由発表
  5. 阿部 二郎:過去&未来の活動と総括(日本&世界)

午後の部
13:00~14:30 海外研修「エビデンスに基づくインプラントオーバーデンチャー」

  1. 松下 寛:オランダ・ベルギーのIODの現状
  2. 亀田 行雄:2インプラントオーバーデンチャーのエビデンス
  3. 神山 剛史:アタッチメントの選択とローディングの時期
  4. 三宅 広之:IODのサージカルリスク(解剖学的な見地から)
  5. 山崎 史晃:アタッチメントの選択

14:45~15:30 齋藤 善広 義歯は動いて機能する
15:40~16:20 松下 寛 Conventional Denture との比較報告
17:30 から神楽坂にて
Welcome Party , Year ending Party (忘年会)

12月13日(日)
JDA 学術講演会 
(オープン講演会:会員外のDr、DTも参加)
日時:2009年12月13日(日曜)9:30~16:00
会場:血脇ホール(千代田区三崎町2-9-18東京歯科大学水道橋病院内2階)
メインテーマ「BPSと下顎総義歯吸着技術の融合」

2009年度 第3回 JDAmeeting &講演会

プログラム

  1. [開催の挨拶] Dr.阿部 二郎 & Mr.Linder Christoph (Ivoclar V)
  2. [BPSとは何か] DT.Mattheus Boxhoorn(Ivoclar V)(随時通訳)
  3. [BPS歯科技工:模型分析と配列] DT.佐藤幸司
    昼休み(技工デモ佐藤 孝司、小久保 京子、須山 譲氏、他)
  4. [BPSと下顎総義歯吸着の融合] Dr.阿部 二郎
  5. [機能的研磨面形態のWaxing] DT.小久保 京子
  6. [義歯は動いて機能する] Dr.齋藤 善広
  7. [BPSを用いたImplant OverDenture] Dr.亀田 行雄

満員御礼

JDA講演詳細 BPSクリニカルインストラクター 佐藤 貴映 記
開会の挨拶
Dr.阿部より、現状の医療崩壊を嘆き、この現状を次の世代に伝える訳にはいかないという決意を持って、今回の講演会を開催したということ。総義歯治療におけるBPSのメリット、下顎総義歯の吸着メカニズムを今日の講演から学んでいただき、患者さんのために技術アップをしていただきたい、という挨拶がありました。 次に、Ivoclar Vivadent本社、日本・韓国担当マネージャー、Mr.Linder Christophより挨拶があり、新しい人工歯や、BPSのメンバーへのトレーニング、今後の展開についてお話がありました。その中でも、BPSテクニカルメンバーの更新についての内容は、驚くものがありました。2010年から年間24床以上のBPSデンチャーの製作を義務付けるというものでした。患者さんのために、BPSメンバーのレベルを保証することを目的としているようです。

2.BPSとは何か

Ivoclar Vivadent本社DT.Mattheus Boxhoornより「BPSとは何か」という演題で1時間40分もの長時間にわたってお話をいただきました。BPSの歴史からはじまり、手技を丁寧に解説してくださりました。特に本印象時の舌の運動や、咬筋を味方にする方法などは興味深く聞かせていただきました。また患者の満足のためにシステムにこだわることはないという言葉は驚きでした。さらにBPSの可能性にも触れていました。

3.模型分析と排列

BPSテクニカルインストラクターDT.佐藤幸司より「模型分析と排列」という演題でお話をいただきました。高齢化社会を迎え、患者の満足のためにBPSのできることを軸に、既形印象から得られる模型から、筋肉の付着、骨格系の見方。精密印象より得られる模型からの情報と、前歯部、臼歯部の咬合学的な力学と、生理学的な力学を考慮した排列方法を詳しくお話していただきました。中でもニュートラルゾーンの重要性を再認識させていただきました。
昼休み
2時間半の講演を聞き終わった参加者は、昼食を取る時間を惜しんで、技工デモを見学していました。 DT.佐藤幸司は、模型分析と個人トレーの外形線の引き方、ニュートラルゾーンについてデモを行いました。 DT.小久保京子は、個人トレーの製作と、ナソメーターMのセッティングのデモを行いました。 DT.須山譲は、スタディーモデルの咬合器装着のデモを行いました。 DT.Mattheus Boxhoornは、新しい人工歯「フォナリス」の排列のデモを行いました。 四つのテーブルに分かれてデモを行いましたが、参加者からは、すべてのテーブルを最初から最後まで時間かけて見たいという意見があがるほど好評でした。

4.BPSと下顎総義歯吸着技術の融合

JDA代表、BPSクリニカルインストラクター Dr.阿部二郎からは、「BPSと下顎総義歯吸着技術の融合」という演題で日本の大学の総義歯教育が実際の臨床に生かされていないことの問題点と、それを解消するためBPSシステムを取り入れることによって、総義歯治療の質を向上させられる可能性があること。さらに、下顎総義歯の吸着メカニズムについての詳しい講演がありました。阿部先生の長い臨床経験から培われてきた貴重な知識を披露していただき、なぜBPSシステムを学ぶことが下顎吸着義歯を製作するための近道になるのかを理解することができました。

5.機能的研磨面形態のWaxing BPSテクニカルメンバー DT.小久保京子より、

「機能的研磨面形態のWaxing」という演題で貴重な話を聞くことができました。義歯研磨面は、摂食は勿論、嚥下、構音などに必要な要素で、口腔周囲筋の働きを最大限に引き出すこともできるとのことでした。咬合力の強弱や、顎堤の吸収度合いによっても変えるべきものであることが理解できました。さらにデンチャーカラーリングに関しては、患者の求める義歯製作をする際のヒントになる説明でした。

6.義歯は動いて機能する

BPSクリニカルメンバーDr.齋藤善広より、「義歯は動いて機能する」という演題で、驚くような内容の発表を聞くことができました。総義歯を造影してCBCTを撮影することにより、総義歯は口腔粘膜に浮いていることが観察できたということ、さらに総義歯は咀嚼時の機能圧により大きく動くこともわかりました。だからこそ最小限の動きに抑えられる総義歯を製作する必要があるという話には、とても納得させられました。

7.BPSを用いたImplant Over Denture

BPSクリニカルメンバーDr.亀田行雄より発表された、「BPSを用いたImplant Over Denture」という演題は、今後の総義歯治療の在り方の一つを示す講演でした。下顎総義歯治療においてインプラントの併用をする際の術者と患者のメリット、さらにリスクをわかりやすく説明してもらいました。世界的には、低侵襲、低コストで、予知性が高い手法であることが理解できました。なお今回の講演会は、JDAのアドバイザー、正会員、準会員、オープン会員の出席が31名。一般の歯科医師・研修医が101名、技工士が92名の参加で、合計224名の参加者によって大盛況のうちに終了することができました。 今の歯科医療には、総義歯の知識を欲している人たちが溢れていることを目の当たりにした思いです。 今回、日程の都合でどうしても参加することができなかった方も、JDAの例会にはオープン参加や見学といった形での参加が可能ですので、ぜひ、ご参加ください。 今後JDAでは、2010年の3月16日から21日にかけてIvoclar Vivadent本社への海外研修を予定しています。こちらも奮ってご参加ください。今のテクニックに満足している方でも必ず得るものがあります。満足していない方は、何に満足していないのかが分かるかもしれません。例会参加や海外研修参加にご興味のある方は、メールにてご連絡ください。当会では、あなたの参加を大歓迎します。

10月末時点で定員を上回るお申し込みをいただきました。大盛況の講演会でした。

講演会の記事が以下の出版社のHPに掲載されました。
医歯薬出版のホームページ
クインテッセンス出版のHP
日本歯科評論2010年2月号に講演会の報告記事が掲載されました。

2010年 第3回 JDAmeeting

2010年12月11日(土)9:00~18:00の予定です
会場:秋葉原UDX
午前 9:00~12:00
準会員全員 研究テーマ報告
午後 13:00~18:00
13:00~14:00 GC社 咀嚼能力判定器の説明
14:00~15:30 松丸 悠一先生講演(90分)
会員発表(各15分発表5分ディスカッション)
Dr山崎 史晃
DT野澤 康二
DT岩城 謙二
基調講演
Dr阿部 二郎 「未来の総義歯で学ぶべきこと」
18:15~懇親会(秋葉原)

JDA歯科技工士分科会

2010年第1回 技工士分科会を開催しました
日時:2010年2月5日(金)19:00~21:00
場所:東京駅八重洲倶楽部
会費:3000円
対象:歯科技工士
参加者:11名

2010年 海外研修

JDA BPS dental technician / dentist training course March 2010
2010年3月16~21日
リヒテンシュタインIvoclar Vにて、BPSのクリニカルコースを受講しました。
対象は歯科医師および歯科技工士。責任者松下寛が同行。

2010年 海外研修

2010年 リヒテンシュタイン・イボクラールビバデント社BPS研修報告
文責 JDA 松下 寛、糠澤 真壱

  1. 実施日2010年3月15日~21日
  2. 実施場所 リヒテンシュタイン イボクラールビバデント社 研修センターにて
  3. 参加者
  4. 阿部 二郎先生・和子さん御夫妻
    (技工士)
    ①JDA関係

    • 小久保 京子(エースデンタル)
    • 生田 龍平(フェリーチェ)
    • 野澤 康二(シンワ歯研)
    • 杉山 雅規(デントラボス)

    ②特別参加

    • 岩城 謙二(I.D.T.デンタルラボラトリー)
    • 須藤 哲也(協和デンタルラボラトリー)
    • 石澤 亮一(シンワ歯研)
    • 小嶋 康弘(ベルデンタルラボラトリー)
    • 藤澤 理(デンタルクリエイト)

    (歯科医師)
    ①JDA関係

    • 佐藤 勝史、松下 寛、佐藤貴映、山崎史晃、糠澤真壱

    ②特別参加

    • 相澤 正之(あいざわ歯科医院)
    • 最首 一浩(最首歯科医院)
    • 総勢18名という大所帯での研修旅行でした。
  5. 日程の詳細
  6. 3月15日(月)
    阿部二郎先生御夫妻並びに技工士グループは、一足先にチューリッヒに到着してその足でリヒテンシュタイン入り。
    ホテルにチェックイン後、ホテルのロビーで阿部二郎先生が30分程プレゼンテーション、その後夕食

    3月16日(火)
    技工士のセミナー初日、阿部二郎先生は技工士の通訳を行いながら、途中イボクラール社のスタッフと打ち合わせ。和子様はハイジニストのセミナーを受講。
    小久保京子さんは、BPSテクニカルインストラクターの研修のため、技工士セミナーの隣の部屋で、1人別メニューで受講。他の技工士メンバーと同じステップのところは、時々一緒にデモを見る形でセミナーは進められました。
    実習終了後、1日遅れてリヒテンシュタインに到着した歯科医師グループが技工士グループと合流し、フリック先生らイボクラール社のスタッフと打ち合わせおよび夕食。

    3月17日(水)
    朝食後、阿部二郎先生御夫妻は別行動のため出発。
    技工士セミナー2日目。午後に小久保京子さんは、インストラクターのライセンス取得のための筆記試験。他の技工士はセットアップ実習の昨日からの続き。
    歯科医師はセミナー初日。午前、歯科医師メニューはBPSのイントロダクション・講義の後、午後にフリック先生により2人の患者さんに対してBPSのデモンストレーション。

    3月18日(木)
    技工士セミナー3日目。主に重合操作に関する実習。
    歯科医師セミナー2日目。BPSメンバー取得予定のドクター4名は、午前・午後にわたりフリック先生の指導の下で患者実習。佐藤貴映先生が的確なアシストをしてくださり、順調に実習を進めることができました。感謝いたします。
    合間に歯科医師、技工士の参加者数名においては会社見学ツアー。歯科医師・技工士の参加者全員でBPSのマーケティングの講義受講。
    セミナー終了後、参加者全員にサティフィケートが授与されました。
    今回の研修で、下記の方々がライセンスを取得されました。
    小久保京子技工士が、BPSテクニカルインストラクター
    杉山雅規・石澤亮一・生田龍平・小嶋康弘・藤澤理技工士がBPSテクニカルメンバー
    (岩城謙二・須藤哲也・野澤康二技工士は、既にBPSテクニカルメンバー取得済み)
    松下寛・佐藤勝史・山崎史晃・糠澤真壱歯科医師がBPSクリニカルメンバー
    (佐藤貴映歯科医師はクリニカルインストラクター、相澤正之歯科医師はBPSクリニカルメンバーを既に取得済み)

    3月19日(金)
    リヒテンシュタインを後にして、チューリッヒの帰路途中、スイスの技工所(WEISSFLOG AGhttp://weissflog.ch)の見学を行いました。新築して3年というとてもきれいな技工所で、作業環境も申し分なく、仕事の内容もハイレベルでした。
    スイスでもIODはメジャーなようですが、上部構造の考え方にはオランダ・ベルギーとは差があり、バーにロケーターを溶接したデザインが主流とのことでした。技工物の中には犬用の矯正装置などもあり、驚かされました。何より清潔で広く、労働時間も短いことに一同嘆息。 チューリッヒ市内のホテルにチェックインした後、夕食の会場でイボクラール社のリンダーさんを交えて反省会を行いました。参加者からは、口々に今回の研修旅行がとても有意義であった旨が語られました。

    3月20日(土)
    チューリッヒ空港より成田へ、11時間半ほどのロングフライトの後、21日(日)の朝に成田着、松下団長の総括の後に解散しました。

  7. 総括
  8. 今回、大きな成果は、小久保京子さんのBPSテクニカルインストラクターライセンスの取得でした。他の参加者にも増してハードなスケジュールをこなされて本当にお疲れ様でした。 また、阿部二郎先生と小久保京子さん共著で、下顎総義歯の吸着の冊子がイボクラール社から外国語で発刊されるとのニュースもありました。下顎総義歯の吸着技法が世界に認知される動きになって来たことを参加者一同実感しました。 今回のツアーは歯科医師と技工士が同時参加であったこと、参加者が多かったことが良い方向に作用したようです。BPSはこれまでの総義歯システムにも増して技工の比重が大きなシステムです。歯科医師と技工士が研修中に交流を深めながら、互いの技術領域をよく認識できたことは、双方がBPSシステム全体への理解を深める上で大きな寄与となりました。
    BPSメンバーのライセンス取得のための研修内容も、本拠地での実施ということで、より詳細でかつ最新の内容を受講できたと、多くのメンバーの感想としていただきました。 また歯科医師側のクリニカルコースにおいては、BPSクリニカルインストラクターの佐藤貴映先生のサポートが非常に助けになりました。あらためて感謝いたします。
    日本の歯科医療において総義歯医療はまだまだ必要とされている領域です。その中でBPSは取り組みやすく、また確実な結果がだせるシステムとして、もっと普及の必要性・可能性があると筆者は考えます。 今回のツアーでBPSの日本での普及に対して、弾みをつけることができると実感しています。

2010年 第1回 JDAmeeting

2010年5月22日(土)9:00~17:00
会場:東京ステーションコンファレンス
9:00~9:10開会のあいさつ
口頭発表(プレゼンなし)
9:10~9:20 佐藤 勝史 シングルデンチャーに対するリサーチと新しい取り組み
9:20~9:30 齋藤 善広 無歯顎患者の3DCTからわかること(顎関節とゴシックアーチの関係、顎提粘膜の厚みと義歯床の関係、骨と義歯床の関係など)
プレゼンテーション
9:30~10:00  本多 孝史 「金属アレルギー症例」
10:00~10:40 森永 純 日本顎咬合学会の予演会「マウンティング」
10:45~11:15 神山 剛史 日本顎咬合学会の予演会・「IOD」
11:15~12:00 佐藤 貴映 「上顎義歯の動き」
12:00~13:00 昼休み
13:00~14:00 須藤 哲也 「実践・総義歯歯科技工」
14:00~14:45 高久 勝太郎 「無歯顎患者セファロ分析による咬合高径の決定に関する報告」
15:00~16:00 小久保 京子 「新発売 SR-Phonaresを使った歯科技工」
16:00~17:00 阿部 二郎 「日本補綴歯科学会 予演会、無歯顎患者の咬合採得」

2010年 第2回 JDAmeeting

2010年9月4日(土)9:00~19:00
会場:秋葉原UDX
午前 9:00~12:00
開会の挨拶 Dr阿部 二郎
インプラントオーバーデンチャー座談会
Dr田中 譲治:上顎のIOD
DT須藤 哲也:IOD患者満足度を上げる技工ステップ
Dr阿部 二郎:SR-Phonaresを使ったIODの審美
Dr亀田 行雄:下顎IODによる奥噛みの達成
Dr.Frank R Lauciello:Implant Overdenture
2011年10月にJDAに、インプラントオーバーデンチャーの権威であるルーベン大学ナート教授を招聘いたします。それに先立ち、現時点でのIODの可能性や課題について、4名の演者とKreyer先生およびLauciello先生にてディスカッションを行いました。

午後 13:00~17:00
Mr. Robert Kreyer特別講演
総義歯の審美 "Complete Denture Esthetics"
Robert E. Kreyer 氏は、翌日講演するDr. F Laucielloと共にアメリカでセミナーを行っていて数多くの著書を発行している技工士です。 また、Candular社の技工セミナーの立ち上げに貢献している技工士で、Ivoclar Vivadent社のアメリカBPSテク二カルインストラクターでもあります。 イギリスのプライスケル先生とのインタビュー記事など多彩な技工士です。総義歯の審美 "Complete Denture Esthetics" Robert E. Kreyer 氏は、翌日講演するDr. F Laucielloと共にアメリカでセミナーを行っていて数多くの著書を発行している技工士です。またCandular社の技工セミナーの立ち上げに貢献している技工士で、Ivoclar Vivadent社のアメリカBPS テク二カルインストラクターでもあります。イギリスのプライスケル先生とのインタビュー記事など多彩な技工士です。

17:00~18:00
JDA メディアインタビュー
出版各社とのインタビューを開催しました。

18:00~19:00
Dr齋藤 善広 吸着義歯デモンストレーション

2010年第2回JDAmeeting

2010年第2回JDAmeeting

2010年第2回JDAmeeting

第2回JDA学術大会(イボクラールビバデント社主催)
テーマ 「総義歯臨床 日本vsアメリカ」
演者
Dr. Frank Lauciello
Dr.阿部 二郎
DT.小久保 京子

2010年第2回JDAmeeting

2010年第2回JDAmeeting

開催の記事が掲載されました。
クインテッセンス出版ホームページ
医歯薬出版ホームページ

第3回 JDA学術講演会

「総義歯、インプラントオーバーデンチャー(IOD)&性補綴物を考える」 12月11日、ベルサール九段にて第3回JDA学術講演会が行われた。今回は、世界中で注目を集めるインプラントオーバーデンチャーの第一人者Stefan Holst先生を招いて、CAD/CAMを用いた可綴性インプラント補綴物について講演してもらった。

第3回JDA学術講演会

第3回JDA学術講演会

[Prosthetic Rehabilitation of the Edentulous Patient-Opportunities with Advanced Manufacturing Technology and Dental Implants] 可綴式のインプラント上部構造は、固定式のものに比べ、機能・発音・審美性・清掃性に優れる場合がある。さらに、CAD/CAMを用いることによって、貴金属の使用量を減らし、従来の技工の問題点(鋳造収縮・複数の鑞着行程・インプラントプラットホームの不適合)等を改善させることができる。 世界中で講演するHolst先生の興味深い講演に、会場の聴衆は釘付けだった。

第3回JDA学術講演会

第3回JDA学術講演会

第3回JDA学術講演会

第3回JDA学術講演会

第3回JDA学術講演会

第3回JDA学術講演会

山下秀一郎教授勉強会 JDAハンズオンコース

12月10日、東京歯科大学水道橋病院にてJDAハンズオンコースが行われた。中国南京大学のLUO教授、ドイツ・エルランゲン大学ホルスト准教授に対して、阿部二郎先生・齋藤善広先生・小久保京子先生が、下顎吸着義歯の実習を行った。 阿部二郎先生の海外講演を聴き、吸着義歯に対して興味を持って来日した彼らだが、実際に吸着義歯を触り体験することによって、さらに興味が深まったようであった。実習は、印象から咬合採得まで、真剣な雰囲気で行われ、あっという間の1日であった。 さらに彼らは、小久保京子技工士が作製する審美義歯にも注目していた。 高齢化で無歯顎の患者が増える中、海外でも、吸着する機能的かつ審美的な義歯が求められていることがわかった。

山下秀一郎教授勉強会 JDAハンズオンコース

山下秀一郎教授勉強会 JDAハンズオンコース

山下秀一郎教授勉強会 JDAハンズオンコース

山下秀一郎教授勉強会 JDAハンズオンコース

阿部二郎先生 中国・台湾講演

日程 10月12日(火)~10月17日(月)
参加者 阿部 二郎 山崎 史晃
場所 南京・佛山・深セン(中国)、高雄(台湾)
阿部二郎先生が、中国3カ所で「下顎吸着義歯」「フォナレスを用いた審美・機能義歯」「インプラントオーバーデンチャー」について講演を行った。

阿部二郎先生 中国・台湾講演

阿部二郎先生 中国・台湾講演

南京大学では、「FCBトレーを用いた一次印象」「セントリックトレーを用いた仮の咬合採得」「各個トレーの外形線」について臨床実習を行った。 前日に講演を聞いた受講者達は、吸着技術を習得しようと非常に積極的で、大変充実した実習となった。

阿部二郎先生 中国・台湾講演

阿部二郎先生 中国・台湾講演

今回の講演は、食事をする時間がとれない程、非常にハードなスケジュールであった。それでも、その会場の反響に合わせて講演内容を臨機応変に変更し、質問の一つひとつに丁寧に対応する阿部先生の姿勢は、講演のできる歯科医師を目指す私にとって大変勉強になるものであった。

阿部二郎先生 中国・台湾講演

阿部二郎先生 中国・台湾講演

BPSリヒテンシュタインツアーについて報告

金田 恒 先生 新潟大学
戸辺 健一郎 先生 日本大学歯学部
テクニカルコース受講テクニシャン
佐藤 緑 技工士(ひかり歯科クリニック)
鵜澤 岳司 技工士(ケン・伝田リックス株式会社)
武田 賢司 技工士(アートボックス・デンタルラボラトリー)
亀遊 宏直 技工士(キユウ・デンタル・スタジオ)
吉場 靖司 技工士(デンタルクオリティ・ヨシバ)
宮ノ内 裕人 技工士(日本イボクラールビバデント(IVKK))
テクニカルコース特別参加テクニシャン
山田 裕由 技工士 (有)デンタルワールド
テクニカルコース受講ドクター
真柄 仁  先生 新潟大学
松丸 悠一 先生 日本大学松戸歯学部
日本イボクラールビバデント(IVKK)社員
長澤 富士子
BPSクリニカルインストラクター
佐藤 貴映
・研修場所
イボクラールビバデント本社ICDE(リヒテンシュタイン公国)

・研修日程
2011年10月11日(火)~16日(日)

・日程詳細
10月11日(火)
この日は、成田空港で参加者が集合してリヒテンシュタインに向けて出発しました。今回の移動はヘルシンキを経由してチューリッヒに入りました。チューリッヒ空港では先発の5人の先生と1人のIVKK社員と合流し、バスでリヒテンシュタインまで移動しました。移動時間は15時間でした。

10月12日(水)
参加者は、移動の疲れを見せることなく9時にイボクラールビバデント本社(以降イボクラ社と表記)にバスで到着しました。そのまま研修施設であるICDEに入り、ドクターとテクニシャンが一緒にBPSの説明と手技の流れのプレゼンを昼まで受講しました。昼食は、イボクラ社の社員食堂で取らせていただきました。午後は、クリニカルコースとテクニカルコースに分かれ受講します。クリニカルコースは、去年の3月まではICDE所長でBPS総責任者であったHerbert Frick先生が担当されていましたが、定年退職されましたので、今回はFrank Zimmerling先生が担当しました。1人の患者さんでFrank先生が概形印象とセントリックトレーによる咬合高径採得のデモを行い、受講生が実習を行いました。テクニカルコースは、Matthy Boxhoorn先生が担当されました。14日の朝に患者さんにICDEまで来所してもらうので、それまでにワックスデンチャーを仕上げるように実習を進めていく説明を受けました。実習は、クリニカル、テクニカル共に5時で終了しました。その後はイボクラ社招待の夕食会がありました。バスでリヒテンシュタインから国境を越えオーストリアの街に入り、バスを降り、古い石造りの街を散策した後、中世からの城に入りました。城の中に作られたレストランで参加者とイボクラ社社員と講師の先生方とテーブルを囲み、シュニッツエルというとても大きな薄いカツレツのような料理とビール、ワインで会話が弾んでいました。英語が苦手と言っていた先生方も、イボクラ社の講師の先生とコミュニケーションを取っていたことは頼もしく感じました。

10月13日(木)
実習2日目も9時にイボクラ社のICDEに移動し、クリニカルとテクニカルで別れて受講しました。クリニカルコースでは、1日目と同じようにFrank先生が閉口機能印象と咬合高径採得GoAトレーシングのデモを行い、受講生がデモを行いました。途中、十分な時間を使って活発な質疑応答が行われました。参加者の意識の高さを感じることができました。テクニカルコースでは、人工歯排列の実習が始まり、前歯の審美的な排列や、臼歯部の機能的な排列をMatthy先生のデモを見ながら実習を行っていきました。夕食は、イボクラ社招待でスイスのブックスという街に入り、ホテルに併設された「ブドウの木」というレストランで賑やかに楽しく過ごさせていただきました。夕食の途中で、2日間のクリニカルコースを受講された5人の先生方に記念品と共に修了証が手渡されました。見学の4人のドクターにも記念品と共に修了証が手渡されました。

10月14日(金)
実習3日目はテクニカルコースの最終日です。昼食前に排列を終えて、参加者の全員がワックスデンチャーの試適を行いました。咬合器上では同じように見えるワックスデンチャーも、口腔内に試適をさせていただくことによって個性がわかります。Matthy先生はもちろん、Frank先生や衛生士さん、そして患者さんや参加者から意見を聞かせていただきます。午後はイボカップの重合の実習です。埋没、重合、開輪の流れを学びました。夕方には、顎間関係が一級と三級の患者さんに対する人工歯の選択と排列方法のデモを見ることができました。3日間のテクニカルコースを受講した6人の技工士と2人のドクターに記念品と共に修了証が手渡されました。見学の技工士1人にも記念品と共に修了証が手渡されました。 ICDEでの実習を終えたクリニカルコースを受講した先生方は、バスでチューリッヒに移動しました。チューリッヒでは開業歯科医院の見学をさせていただきました。予防や消毒に対する概念は学ぶことがあると感じました。9人という大人数での見学でしたが、院長先生には色々と丁寧に説明をしていただき、感謝しております。予定の1時間を大きく超えて、1時間半近く見学をさせていただきました。午後はチューリッヒからバスで約1時間かけて、ルチェルンという街に移動しました。ルチェルンでは、クラシック音楽のコンサートを鑑賞しました。クラシック音楽の本場であるヨーロッパで聞くコンサートは、心に残る良い経験になりました。

10月15日(土)
最終日、ドクターチームは列車でルチェルンからチューリッヒ空港へ向かい、テクニカルチームはバスでリヒテンシュタインからチューリッヒ空港に向かいました。チューリッヒ空港からはヘルシンキを経由して成田へ帰国です。

10月16日(日)
成田空港には午前8時半過ぎに到着しました。帰国後、反省会を行いました。反省会では、今回の研修会が参加者にとって有意義だったという意見が大勢を占めましたが、帰国後のフォローも行うべきという貴重な意見も頂きました。IVKKからは、今回のツアー参加者を第1期生として、次回のツアー開催も前向きに検討したいという見解もいただきました。

総括
今回のツアーでは、JDAからの参加者は準会員歯科医師である本多孝史先生と伊井博樹先生、準会員技工士である亀遊宏直技工士の3人でした。JDA以外からの参加者が多く、ほとんどの参加者がお互いの顔も知らないような状態からの海外研修でした。リヒテンシュタインのイボクラ社まで行き、BPSを学ぶという唯一の、最強の目的が、強い絆で結ばれた仲間を作ってくれました。実習内容は日本の実習とほとんど変わりないように思います。特筆できることとして、テクニカルコースでは患者さんへのワックスデンチャーを試適できるということは、大きなアドバンテージになると感じました。ICDEでの研修は、整った施設と設備の中で行うことができ、とてもすばらしい体験と経験を積むことができました。歯科医師と歯科技工士が交流を深めながらBPSデンチャーを学べたことは、お互いの治療や手技の領域の接点を広くするために、とても有意義だったと感じました。 今後もこのようなリヒテンシュタイン研修を行っていくことは、BPSを学ぶ歯科医師と歯科技工士の意識を高めること、交流を深めること、刺激を受けること、経験を積むことに寄与すると確信しました。

ハワイ報告

皆さん、こんにちは。
JDA準会員の佐藤貴映です。
本日は、9月9日から11日までハワイビックアイランドのワイコロアヒルトンホテルで開催されましたICPに参加して参りましたので、報告させていただきます。
ICPとは、International College of Prosthodontistsといい、大学の補綴科に所属する歯科医師のための国際的な学会です。ICPで発表される内容は、補綴学における基礎的な内容です。しかも、そのほとんどがインプラントに関しての内容でした。世界はやはりインプラントが主流なのだと感じました。
今回のICPでは、JDA代表の阿部二郎先生が、下顎義歯吸着のメカニズムについて講演をされました。阿部先生は、日本ではもちろん、海外においても下顎義歯吸着のメカニズムの講演を行っておりますが、ほとんどがクローズの会場でなかなか聞かせていただく機会がありませんでした。今回、ICPはオープンの学会であることから、阿部先生の海外での発表を聞くには良い機会だと判断し、参加させていただきました。 阿部先生の発表は、10日の朝9時半からという早い時間から始まりましたが、会場はほぼ満席で下顎義歯に対する期待度が感じられました。発表は、阿部先生の自信に満ちたオーラと共に会場を圧倒し、あっという間に終わりました。質疑応答では、常識的な範囲での内容がやり取りされました。その他の発表をされた先生方は、重箱の外側の質問をされているのを見ていましたので、安心しました。公演時間が終わって休憩時間になっても、阿部先生を取り囲む人の輪がなくなることはなく、下顎義歯吸着のメカニズムについての関心の高さを窺い知ることができました。
ICPでは、去年(2010年)の9月にJDA学術講演会で講演してくださったDr.フランクロシェロにもお会いすることができました。阿部先生によると、Dr.ロシェロは、日本での講演会で下顎の吸着義歯を知って、大学関係者はもちろん、学会関係者などの歯科業界に広めてくれているようだとのことです。その縁もあり、今後はアメリカの学会に所属させてもらえる話も貰っているようです。そうなると阿部先生にとっては、さらに海外での講演が増えることになりそうです。
ICPには、自分が大学の補綴時代に鹿児島で行われたことがあり、2度目の参加になりました。大学時代は、医局での強制参加でしたので興味もなく、発表も質問も理解のできない英語でしたので、ただスライドを見ながら時間を過ごした思い出しかありませんでした。
今回のICP参加は、臨床医として自分の意思で参加させていただきましたので、有意義なものになったと思っております。特に、先にも触れましたが、世界はインプラントが主流だということは思い知らされました。しかし自分は、さらにデンチャーを学び、患者さんに貢献したいという考えを変えようとは思いませんでした。
次回のICPは、イタリアのトリノで開催されるようです。阿部先生の発表があるかどうかはわかりませんが、国際学会に出席することもとても良い刺激と経験になると思います。英語の講演も、専門用語を理解できればそれほど敷居は高くないと感じました。

2011年 第2回 JDAmeeting

2011年第2回JDAミーティング
Computerized Dentistry Part2
ここまできた!CAD/CAMの歯科臨床CAD/CAMの未来
7月2日(土)9:00~18:00
会場:秋葉原UDX
9:00~10:30 田中 譲治先生 「歯科補綴の変革となりえるCAD/CAM先端技術」
10:30~10:45 佐藤 勝史先生JDA海外研修報告(ドイツ)
10:45~11:00 齋藤 善広先生 開業医におけるCAD/CAMの臨床応用(総論)
11:00~12:00 CG岩永氏 GC CAD/CAM system Aadva ~TOTAL INTEGRATION 形成からメインテナンス~
13:00~14:30 中村 昇司先生 CEREC System ~過去 現在 未来~
14:30~15:00 シロナデンタルシステムズ Cerec meets Galileos and implant 
15:10~15:30 齋藤 善広先生 CAD/CAMと吸着義歯の接点
15:30~16:30 石田 卓也 氏 デジタル義歯 株式会社 豊通マシナリー 
16:30~18:00 中野田 真一氏 CAD/CAMによる総義歯製作のための人工歯排列の考え方とラピッドプロトタイピングの可能性について
18:15~ 懇親会(秋葉原)

2011年第2回JDAミーティング

2011年第2回JDAミーティング

2011年第2回JDAミーティング

2011年第2回JDAミーティング

2011年第2回JDAミーティング

2011年第2回JDAミーティング

JDAドイツ研修2011

日程:6月18日(土)~6月23日(木)

目的:世界的に広がりつつあるCAD/CAMについての調査
参加者:阿部、亀田、佐藤(勝)、齋藤、佐藤(貴)、高久、山崎(歯科医師)、小久保、杉山(技工士)
JDAでは、これまで数回にわたりヨーロッパを中心とした海外研修を行っている。今回は現在さまざまな場面で話題となっているCAD/CAMの歯科臨床への応用について、ドイツ・エルランゲン大学のHolst准教授とノーベルバイオケアのバイスマネージャーであるガイゼンへリンガー氏の経営するラボDentalXを訪ねた。
JUN 20 (MON) エルランゲン大学 Holst准教授 (ニュルンベルグ)
CAD/CAMのインプラントオーバーデンチャーへの臨床応用について講義を受けた。 CAD/CAMによるバーアタッチメントの製作の利点は

  1. コンピューター上での操作なので、誰がやっても同じ品質である。
  2. チタンなどの、丈夫で生体親和性の高い材料を用いることができる。
  3. 技工操作の簡略化、時間の短縮、貴金属の使用量を減らすことができるため、価格的に優れる。
  4. ワックスアップや鋳造時の変形がなく、さらにCAD/CAMシステムの進化により精密である

これらの利点を考えると、CAD/CAMの臨床応用は、ますます加速するものと思われる。

JDAドイツ研修2011

JDAドイツ研修2011

JUN21(THU) ラボDentalX ガイゼルへリンガー氏 (ミュンヘン)

CAD/CAMやテレスコープ義歯を多く手がける高いレベルの技工所DentalXを訪問。埃ひとつない綺麗な仕事環境は、CAD/CAMシステムがいかに効率的であるかを示しているように思われた。実際に見た、コンピューターによるシミュレーションは、非常に簡単で、インプラントの印象とテンポラリーデンチャーのコピーがあれば、30分程でバーの設計が完了し、後はミリングマシーンが削りだしを行う。

JDAドイツ研修2011

JDAドイツ研修2011

ノーベルバイオケアバイスマネージャーであるガイゼルリンガー氏による「IODは、上部構造が破損した場合も、義歯を預かってすぐに修理できるなど利点が多い。アメリカでも、IODの割合が増加してきて、無歯顎のインプラント治療では、固定式のものに追いつく勢いである。」という話題は非常に興味深いものであった。

JDAドイツ研修2011

総括

CAD/CAMの臨床やジルコニアの長期安定の問題など、日本で話題となっているトピックが多く、大変興味深い内容だった。また世界のトップを走る人々と交流できたことも大変刺激になり有意義な海外研修だった。
<お知らせ>
Holst先生の講演が、12月に東京で行われます。 詳しいことがわかり次第お知らせいたします。

「下顎吸着義歯とBPSパーフェクトマニュアル」(クインテッセンス出版)出版記念パーティー

4月16、17日
JDA代表 阿部 二郎著
「下顎吸着義歯とBPSパーフェクトマニュアル」(クインテッセンス出版)
出版記念パーティー並びに講演会が行われた。

「下顎吸着義歯とBPSパーフェクトマニュアル」(クインテッセンス出版)出版記念パーティー

「下顎吸着義歯とBPSパーフェクトマニュアル」(クインテッセンス出版)出版記念パーティー

2011年 第1回 JDAmeeting

2011年 第1回 JDAmeeting
2011年3月5日(土)9:00~18:00予定
会場:秋葉原UDX
午前 遠藤 義樹先生 総義歯患者に用いられる水平的下顎位記録法の検討
- Active法とPassive法の比較 -
西原 茂昭先生 インプラント治療のユニバーサルデザイン
午後 デンツプライ三金株式会社・補綴インプラント営業企画部 
金澤 健一様 デンツプライが考えるCADCAMの現状と未来
CADCAMの現状
座長 石澤技工士(シンワ) 木村技工士(協和)
発表 須藤技工士 野澤技工士
例会発表(20分):
小林 貞則技工士 要介護者総義歯の外形形態を考える。
~ロウ堤付き各個トレーを使用して~
湯田 亜希子先生 歯科訪問診療における高齢者の総義歯作製に関する試み
小林 友貴先生 インプラント補綴における周囲歯肉の環境整備
18:15~懇親会(秋葉原)

2012年 第3回例会

2012年10月13日(土)秋葉原UDX
今回の例会は今までとは趣を異にして、在宅診療に焦点をあてて企画してみました。これは日本の人口比率が世界に類をみない高齢社会であることを鑑みてのことです。いままで診療室で対応していた義歯の患者さんが在宅に移行して、往診を希望してくる。あるいは地域のケアマネさんから、在宅患者さんの義歯診療のオファーが来る。これは既に起こりつつある現実の様相なのです。 JDAとしても、在宅という条件の中で義歯によって咀嚼・嚥下などの口腔機能がどの程度改善されるのかを謙虚に学ぶ機会だと思います。 今回は在宅歯科の分野でご活躍されているお二人をお招きして、大変興味深く、かつ感銘深いお話を聞かせていただきました。 横浜市開業の加藤武彦先生からは、自身が在宅に取り組むまでの経緯も含めて、患者さんの生活の把握も含め、在宅に取り組む心構え、従来の歯槽頂間線法則での義歯作りからデンチャースペース義歯にたどり着くまでの道のりなど、貴重な映像も交えて語っていただきました。 鶴見大学高齢者歯科学講座の菅武雄先生には、大学での研修者という立場も踏まえて、在宅患者さんの咀嚼機能回復には、口腔内の診査に留まらず、全身の姿勢の是正に取り組むことでそれが口腔機能回復に繋がった症例の紹介。在宅に特化した試作総義歯印象用トレーの紹介など、これも大変有益な内容を提供していただきました。 トクヤマの橋口氏からは義歯の弾性裏装材というあまり表舞台に出ない材料について歴史的経緯から、現状での問題点まで分かりやすい内容を提示していただきました。 会員発表では在宅症例に積極的に取り組んでいる湯田・小林の両氏が連携して、阿部の吸着理論を応用して在宅の義歯づくりに取り組んでいる現状を紹介しました。その熱意ある姿勢は加藤先生からもお褒めのお言葉をいただき、JDAとしても光栄に思いました。 今後在宅の症例は増えこそすれ、減ることはないでしょう。そういう意味で、また機会をみて会員の現状報告や現場の進歩の状況を学びたく思います。(松下 記)

2012年第3回例会

第5回 JDA学術講演会

2013年12月8日(日)にガーデンシティ竹橋で第5回JDA学術講演会~現代の総義歯印象法を整理する~が行われた。
「無歯顎印象の歴史」阿部 二郎先生
「総義歯印象の基本となるコンパウンドを用いた術者主導型印象法」遠藤 義樹先生
「川邉義歯における最終印象の考え~臨床そしてラボとの連携~」奥森 直人先生/戸田 篤先生
「下顎総義歯の吸着を目的とした閉口機能印象法」佐藤 勝史先生
「BPSにおける閉口機能印象の有利点」佐藤 貴映先生
「治療用義歯を用いての機能印象法~6つの維持力と機能解剖の理解から~」津島 克正先生
「インプラントオーバーデンチャーの印象採得」亀田 行雄先生
ディスカッション 座長 齋藤 善広先生
総括 阿部 二郎先生

第5回JDA学術講演会

今回の講演は、雑誌や講演会等で著名な演者のそれぞれの印象方法を一度に比較検討できる大変興味深い内容だった。どの印象方法が優れているか決めることはできないが、自分の臨床にあった印象法をきちんと身に付け、症例によって工夫していくことが、患者さんに満足してもらう義歯を提供するために大切であることを再認識した。

(船江 剛史 記)

JDA日本列島縦断吸着義歯セミナー

8月から行われている「JDA日本列島縦断吸着義歯セミナー」の内容が、歯科評論12月号に掲載されました。 札幌の生野さやか先生、レポートありがとうございました。

JDA日本列島縦断吸着義歯セミナー

第1回 JDA技工学術講演会

11月9日にベルサール八重洲にて第1回JDA技工学術講演会で総義歯作りを成功させる8ステップが行われた。約250人が満席になる大盛況でした。
須藤 哲也「総義歯の吸着を成功させる個人トレーの外形と考え方」
野澤 康二「模型診断からコミュニケーションに活かす」
小林 貞則「規格模型とセントリックトレーで調整の少ない鑞堤を目指す」
亀遊 宏直「BPSで臨床が変わる」
佐野 和也「ゴシックアーチを考える」
小田垣 亨「人工歯排列のポイントIvoclar Vivadent&VITA」
森永 純 「総義歯の研磨面形態がもたらす口腔機能の回復への追求」
岩城 謙二「適合精度とEsthetic Dentureによる審美の追求」
各々総義歯製作のステップを発表した。
来年度は技工士吸着全国縦断ツアーを企画していますので、ご参加頂けなかった方、もう1度お聞きになりたい方は是非このすばらしい講演会にご出席下さい!

第1回JDA技工学術講演会

(船江 剛史 記)

吸着義歯全国縦断講演会in名古屋・広島

11月3、4日に吸着義歯全国講演会が名古屋と広島で行われた。 これで、全国9会場のうち5会場が終了。どの会場も、非常に熱いディスカッションが行われ、講師陣一同楽しみにしています。

吸着義歯全国縦断講演会in名古屋・広島

次回は、
来年2月の「大阪」「松山」
3月の「新潟」「福岡」の4カ所です。
(山崎 史晃 記)

2013年度 JDA第3回例会

[日時 平成25年10月12日]
9:00 阿部 二郎先生 会長挨拶
9:15 佐藤 勝史「下顎総義歯吸着機構の保持を目的とする解剖学的条件の臨床的観
10:15 松下 寛「VITA社Lingoform人工歯の総義歯への使用経験について」
11:15 生田 龍平「治療用義歯を使用して顎位を修正したケース」
12:15 昼休み
13:00 西原 茂昭「インプラント周囲の骨像を読む」
14:00 齋藤 善広「Trapezoidal MethodによるFixed Removable Implant Prosthesis」
15:00 今田 裕也「上顎インプラント補綴の実態と臨床」
16:00 亀田 行雄「インプラントパーシャルデンチャー」
17:00 遊亀 裕一「歯科技工士に必要なカラーマネージメント」
18:15 終了懇親会へ移動

吸着義歯全国縦断講演会in金沢

日本全国9カ所で行われる「吸着義歯全国講演会」の第1回目が、8月25日、金沢で行われました。

  1. やっぱりできる下顎総義歯の吸着(佐藤 勝史)
  2. 吸着義歯成功への近道(山崎 史晃)
  3. 義歯は動いて機能する(齋藤 善広)
  4. .吸着義歯vsインプラントオーバーデンチャー(亀田 行雄)

近年、超高齢化社会を迎え、総義歯の需要が増々多くなっています。満員の会場からは、各演者に対して活発な質問が投げかけられ、大変熱気のある盛り上がった講演会になりました。次回の講演は、9月15日札幌・16日仙台で行われます。

吸着義歯全国縦断講演会in金沢

吸着義歯全国縦断講演会in金沢

吸着義歯全国縦断講演会in金沢

吸着義歯全国縦断講演会in金沢

(船江 剛史 記)

顎咬合学会2013

2013年6月29、30日
今年も、たくさんのJDAメンバーが、顎咬合学会で講演・発表を行いました。

・講演
「下顎総義歯の吸着を達成するための重要ポイント」 阿部 二郎先生

・テーブルクリニック
「インプラントオーバーデンチャー勘どころ」亀田 行雄先生
「インプラント周囲組織にやさしい技工を目指す」遊亀 裕一先生
「吸着下顎総義歯の印象実演」佐藤 勝史先生

・一般講演
「調整の少ない咬合床を目指して」野澤 康二先生
「デンチャーベースカラーリングの表面性状に関する研究」岩城 謙二先生
「総義歯製作における咬合器装着によって発生する誤差に関する実験的考察」 森永 純先生
「下顎総義歯の吸着に影響を及ぼす、レトロモラーパッド前縁部付近に見られるスジの解剖」三宅 宏之先生
「ゴシックアーチとワックスバイトによる咬合採得の再現性についての検証」山崎 史晃先生
「無歯顎の閉鎖型睡眠時無呼吸症候群患者への歯科的対応」遠藤 義樹先生
「有歯顎者の咬合高径についてCT画像から得られた所見」高久 勝太郎先生
「CAD/CAMによるFixed Removable IODの設計と可能性」須藤 哲也先生
「Fixed Removable IODのための義歯設計と埋入位置」齋藤 善広先生

・ポスター発表
「クローズドロック症例の咬合接触点の評価と顎関節の変化」齋藤 善広先生
「歯科適合試験用材料も用いた下顎総義歯粘膜面の適合検査と評価基準についての研究」市川 正人先生

顎咬合学会2013

2013年 第2回例会

2013年5月25日
11月に行なわれる第1回歯科技工士JDA Meetingの概要が須藤技工士から伝えられた。その後、JDAに入会された松丸悠一先生の発表、生田龍平技工士より、先日刊行された「同一症例に対する5人の歯科技工士のチャレンジ」についての紹介があった。午後から石澤亮一社長と佐藤勝史先生より吸着義歯を世界へ普及するための提案、デンチャーキャラクタライズについて須藤哲也・岩城謙二・佐野和也技工士から発表があった。最後に阿部二郎先生が最新の総義歯作製について研究発表を行った。JDAの使命である吸着義歯を世界に認知してもらうために今後も頑張りましょう!
PS
2014年2月のAPS参加者を随時募集しています。

2013年度第2回例会

2013年度第2回例会

(船江 剛史 記)

JDA報告記

2013年2月21、22日に、シカゴで開催されたAmerican Prosthodontic Society(以下APS)の85th Annual Meetingに、「JDAチームアメリカ」として、阿部二郎先生、佐藤勝史先生、船江が参加してきました。 21日は、丸1日世界最高峰レベルの発表を聴講して感動し、夜はGCのスタッフらと「地元名物・シカゴリブ」を堪能いたしました。 22日は、午前中のみ参加後、午後にはシカゴデンタルショーとラボデンタルショーを見学しました。その中で阿部先生の英語翻訳本が堂々と出展されていました。感激です! そして夜は、世界の一流デンティストのみ招待されるというIvoclar Vivadent社のパーティーに、阿部先生のお取り計らいで全員出席し、めくるめく煌びやかな世界を垣間見ることができました。 次回のAPSにて、阿部二郎先生の依頼講演が決定しています。 皆さん、来年一緒にシカゴまで応援に行きましょう!

JDA報告記

JDA報告記

JDA報告記

(船江 剛史 記)

2013年 第1回例会

2013年3月2日(土)
JDAでは、各会員が研究テーマを持って日々の活動を行っている。今回は、各会員の研究報告が行われた。

2013年3月2日(土曜日)

2013年3月2日(土曜日)

スーパーアドバイザーの染谷成一郎先生から、「染谷のスジ」の着眼のきっかけやその解剖学的、生理学的な考察のお話をうかがうことができた。理論立てて考える臨床の大切さを学んだ。
(山崎 史晃 記)

JDAドイツ・オランダ研修

JDAドイツ・オランダ研修(2月17日~24日 Amann Girrbach社・Vertex社)

顎咬合学会2013

昨夏のドイツ研修に続き、真冬のドイツでJDA海外研修が行われた。最初に訪れたAmann Girrbach社は、Artex咬合器で知られるメーカーで、今回は、咬合器の扱い方とArtexシステムを用いた人工歯の排列について実習を受けた。

次に、飛行機でアムステルダムへ移動しVertex社で、新しい高品質の義歯用レジンについてのデモと実習を受けた。

顎咬合学会2013

我々JDAの海外研修では、ただレクチャーを受けるだけでなく、こちらの考え方も提示して、活発にディスカッションすることを目的としている。両社の担当者も、「世界各国から実習を受けにくるが、これだけ活発にディスカッションできるグループはすばらしい」と温かく対応してくれた。大変充実した研修で、積極的に参加してくれた参加メンバーに感謝したい。
(山崎 史晃 記)

第6回 JDA学術講演会

2014年12月14日秋葉原UDXにてJDA学術講演会「検証!総義歯でもっとも大事なのは何か?」が行われた。今回は、9名の演者が、「個人トレー」「印象」「咬合」「人工歯排列」「重合」「染谷のスジ」「舌のポジション」「トータルシステム」についてディベートを行い、それを松丸・阿部両先生が、論文的な検知から検討するという形式を試みた。会場の200名(キャンセル待ち40名)の聴衆は、それぞれの演者のプレゼンテーションに釘付けで、長時間の講演会にも関わらず、大変熱心にメモを取っていた。

第6回JDA学術講演会

第6回JDA学術講演会

(山崎 史晃 記)

2014年12月13日秋葉葉原UDXにて第3回JDA定例例会が開催されました。

2014年12月13日秋葉葉原UDXにて第3回JDA定例例会が開催されました。

第3回JDA例会は、CAD/CAMデンチャーにフォーカスを当てました。東北大の折居雄介先生には、現在、大学で研究されているCAD/CAMデンチャーとその将来ついて発表していただきました。工業用のレジンブロックを削りだす方法は、従来の重合レジンの方法に比べ、品質が均一で、強度・衛生面にも優れます。そのため、レジン床であっても金属床のような厚みで製作することが可能になります。適合も、従来法に比べて遜色がなく、後は、臨床システムにどう組み入れて行くかが課題のようです。 三井化学からは、現在アメリカで、実際に臨床に取り入れられている“DENCA”というCAD/CAM デンチャーシステムについて発表していただきました。日本からもオーダーして体験することがで きるCAD/CAMデンチャーを、いかにして臨床に取り入れるか、活発なディスカッションが行われました。
また、JDAの野澤・今田技工士からは、常温重合義歯用レジンのエクリプス(DENTSPLY)の臨床報告とその扱い方の工夫について、報告していただきました。 可撤性義歯の臨床が、大きく変わる時代のタイミングを感じられる1日でした。
(山崎 史晃 記)

歯科国際大会

4年に一度行われる、クイッテッセンス出版主催の歯科国際大会が、10月11日、12日に、パシフィコ横浜にて行われました。
我々、JDAからは阿部二郎先生、松下寛先生、佐藤勝史先生、齋藤善広先生、山崎史晃先生、湯田亜希子先生、遠藤義樹先生、亀田行雄先生、遊亀祐一先生、小久保京子先生、須藤哲也先生が、プレゼンテーションを行いました。
JDAメンバーで構成されたセッション「総義歯の必殺技」は、150人を越える会場に、入りきれないほどの方に集まっていただきました。

歯科国際大会

併設して開催された、ワールドデンタルショーでは、小田垣享先生、岩城謙二先生のデモンストレーションが行われました。 JDAの先生方が大活躍の2日間でした。
(山崎 史晃 記)

佐藤勝史先生の出版記念パーティーが、デンタルダイヤモンドに紹介されました。

佐藤勝史先生の出版記念パーティーが、デンタルダイヤモンドに紹介されました。

2014年7月5日秋葉原UDXにて第2回JDA定例会が開催されました。

[9:00]
阿部 二郎先生による会長挨拶
[9:10]
小久保 京子先生「世界に広がる吸着義歯、テクニカルインストラクターの役割」
[9:40]
山崎 史晃先生「Skeletal Class Ⅱの咬合採得」
[10:10]
遊亀 裕一先生「歯周にやさしい修復物(その考え方とラボワーク)」
[10:50]
M.Tompson先生 ケッテンバッハのシリコン印象材「パナジル」
[13:00]
齋藤 善広先生「吸着難症例の克服、舌側の封鎖を高める印象」
[13:30]
松下 寛先生「改良型セントロフィックスゴシックアーチトレーサーを用いた効率的な総義歯作成方法」
[14:00]
生田 龍平先生「上下総義歯の排列においてレーザーマーカースタンドを活用した症例報告」
[14:30]
佐藤 勝史先生「バーティカルストップ欠如症例の対処法 -咬合崩壊の終末像を考察する-」
[15:15]
西原 茂昭先生「骨造成症例の経年的経過をCB-CTで検証する」
[15:45]
亀田 行雄先生「IOD治療時におけるテンポラリーミニインプラントの症例報告」
[16:15]
須藤 哲也先生「治療用義歯、Gerber Methodを活用したIOD製作」
[17:00]
今田 裕也先生「予知性を高めたIODを目指して」
[17:20]
野澤 康二先生「吸着技工の基本と応用」
今回は正会員・準会員の講演に加えて、M.Tompson先生が来日されケッテンバッハのシリコン印象材「パナジル」に関する講演がありました。 内容は濃く素晴らしい講演に多く触れることができ、 また明日から頑張ろうと思えるような充実した1日を過ごすことができました。

2014年7月5日秋葉原UDXにて第2回JDA定例会が開催されました。

2014年7月5日秋葉原UDXにて第2回JDA定例会が開催されました。

2014年7月5日秋葉原UDXにて第2回JDA定例会が開催されました。

(湯田 亜希子 記)

下顎吸着義歯 Hands-on in オーストラリア

ここ数年、オーストラリアの下顎吸着義歯に注目する先生達が、阿部歯科で行われるハンズオンコースに参加していました。受講の先生の、オーストラリアで吸着義歯をもっと拡げたいとの思いから、吸着義歯ハンズオンコースinオーストラリアが、シドニー・メルボルン両都市で開催されました。

両都市とも、満員の会場

下顎吸着義歯 Hands-on in オーストラリア

初めは、吸着に懐疑的だった受講者たちも、既に受講した先生の臨床実感や、ハンズオンコースで、難しい下顎総義歯が吸着する様子を見て、だんだん真剣になり、 非常に活発なディスカッションが繰り広げられました。

下顎吸着義歯 Hands-on in オーストラリア

プロのカメラマンによって、吸着のステップ一つ一つが、会場の先生達に生中継され、非常にわかりやすい内容でした。

下顎吸着義歯 Hands-on in オーストラリア

今回は、オーストラリア・ニュージーランドの吸着セミナーを既に受講した先生たちが、司会進行を行ってくれました。彼らによって「下顎総義歯の吸着」は、世界中に、さらに広がる予感!!
(山崎 史晃 記)

APS(The American Prosthodontic Society)レポート

2014年2月20、21日にシカゴで開催されたAmerican Prosthodontic Society(以下APS)の86th Annual Meetingに、阿部二郎先生ご夫妻、遠藤先生、亀田先生、齋藤先生、佐藤先生、船江先生、山崎先生、そして伊井の9名が参加しました。今回のAPSで阿部二郎先生はスピーカーとして「Suction Mechanism of Mandibular Complete Dentures」という講演を行いました。 内容は吸着の理論的背景を中心とした中身の濃いプレゼンテーションでしたが、写真や動画を効果的に取り入れたため、初めて吸着理論を聞く人にもわかりやすく内容構成されているように感じました。また遠藤先生は「無歯顎睡眠時無呼吸症例に対する対応」に関してのポスター発表を行いました。今回のポスター発表は事前にAPSに提出したPDF書類をそのまま横長の大型モニタに映し出すという画期的なもので、その新しい発表スタイルにとても感動しました。 今回のAPSで、吸着義歯は世界に認知される足がかりをつかんだのではないかと思います。これからも世界に向けて吸着理論を発信し続けて関心を高め、裾野を広げていくことが大切であると実感した2日間でした。

APS(The American Prosthodontic Society)レポート

APS(The American Prosthodontic Society)レポート

APS(The American Prosthodontic Society)レポート

(伊井 博樹 記)

Japan, Australia, New Zealand 合同ミーティング

3月7日に「下顎総義歯の吸着」Japan, Australia, New Zealand合同ミーティングが、午前中はクインテッセンス出版、午後はGCに会場を移して行われた。 日本・オーストラリア・ニュージーランド・韓国の4カ国から、30名を超える先生が参加した。
【Program】
Dr. Jiro Abe;
SEMCD combined with BPS as a basic presentation
Dr. Kwantae;
“How much coverage of the retromolar pad is essential to optimize retentive force of lower complete dentures?”
Dr. Amie, Dr. Peter and Dr. Stephen;
Announcement of the adsorption denture
Dr. Hiroki Ii;
Investigation into successful SEMCOs. “What breaks the denture seal?”
Dr. Jiro Abe;
Outline of custom tray for SEMCDs. Overcoming difficulties in achieving mandibular denture suction. (Special impression technique, therapeutic denture, 2-IOD)
Dr. Kyoko Kokubo;
Fabrication of the therapeutic denture with flat tables. (DEMO)
Dr. Yukio Kameda;
Mandibular 2-IOD with JDA consensus
Dr. Jiro Abe;
CAD/CAM dentures
Dr. Fumiaki Yamazaki;
Provisional Implants to maintain the Patient’s QOL during healing period
Dr. Jiro Abe;
Solutions of Maxillary denture drop

Japan, Australia, New Zealand 合同ミーティング

近年、「下顎総義歯の吸着」は、日本のみならず、海外の先生にも広がりを見せていて、これまでオーストラリア・イギリス・韓国の先生が、ハンズオンコースを受けに来日している。今回は、ハンズオンコース終了の世界中の先生が、東京に集結し、自分の吸着症例を提示して討論を行った。国によって、歯科を取り巻く事情は異なるが、すべての先生に共通していたことは、一度吸着を経験すると、その魅力に夢中になり、総義歯臨床がドンドン楽しくなるということである。私もJDAメンバーの一員として、吸着義歯を通して、世界中の先生たちと繋がっていきたいと思っている。

(船江 剛史 記)

2016年3月26日秋葉葉原UDXにてJDA定例例会が開催されました。

2016年3月26日秋葉葉原UDXにてJDA定例例会が開催されました。

阿部二郎先生 会長挨拶
亀遊宏直先生 AGC製作の改善
石澤亮一先生 ジルコニア技工の現在
野澤康二先生 吸着義歯を目的とした各個トレー製作を考える
森永純先生  義歯製作に於ける模型分析による患者様固有要素の臨床的活用法
三宅宏之先生 conventionalな義歯をより良くするための工夫
GC社      CAD/CAMデンチャーの最新情報
伊井博樹先生 National Denturist Associationの報告
佐藤勝史先生 3つの症例から読み解くCAD/CAM Denture
阿部二郎先生 吸着の始まりからJPDAまでの道のり
亀田行雄先生 JPDA学会発足へ向けて

88th ANNUAL MEETING OG THE APS参加報告

2016年2月25、26日にシカゴで行われたAmerican Prothodontic Society(APS)に亀田行雄先生、伊井博樹先生、飯田雄太先生(かめだ歯科医院勤務)、船江が参加した。Implant assisted removable partial denture after removal of dental implantsの演題でポスター発表を行い、受賞する事ができた。ポスター発表までの経過は下記の通りである。

  1. 1月8日までに演題、抄録を提出
  2. 1月28日にアクセプトの旨のメール
  3. 2月18日までにポスターをpdf.ファイルで提出

阿部先生、亀田先生、一昨年ポスター発表された遠藤先生、昨年発表された山崎先生と伊井先生、IODを製作してくださった須藤先生やご指導くださっている諸先生方に感謝したい。
来年2017年のAPSは2月23、24日に開催される。皆様是非ご参加を!!!

88th ANNUAL MEETING OG THE APS参加

(船江 剛史 記)

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